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B.T.T.B ~原点回帰~

自分の舞台の稽古場日記や独り言なんぞを書いております
稽古場日記2009(7月24日)
午後6時半から日野町のホールで稽古。

アップ→腹式呼吸→発声の順番でやってから稽古へ突入。

今日は...まず最初にリベートをやることに。
芝居の基礎力が付いて来ていて、20日の練習で演出家からもこの時期にしては珍しくお褒めのお言葉を貰いました。
次なるステップアップに向けて台詞がない時に自分で演技をいかに考えて実行するか...その為の訓練としてリベートを選択。

小学生と中学生以上とに分けて、そこからさらにそれぞれ2組にし、テーマを与えて議論させてみる。
あくまで演技としてやるように伝えてやらせてみる。
約5分間やらせてそれぞれ個々に感想を聞き、客席で見ていた子達にも感想を聞いてみる。
さらにそこでこうした方が良いというアドバイスをしました。
小学生組と中学生以上組とで1回終わった後に今度はメンバーを変えてもう1度やらせてみる。
一度やったことでコツを掴んだのか自分のチームの人が喋っている時の反応や相手チームの意見に対しての反応が良くなった。
思っていた以上に子供たちは頑張ってくれていて感心しましたよ。

リベートが終わった後、1幕5場の稽古に入ろうと思ったのですがN君からこの状態ならエチュードさせても良いんじゃないだろうかと提案があり、2秒も考えずにOK!と即答。

今度は全部ごちゃ混ぜでチームを2つ作り、テーマをこちらから出して即興で演技をして貰うことに。

テーマは『器が出来た瞬間』

これ、2月に受けたワークショップの時やったのそのまんま(笑)
子供たちにさせるにはちょうど良いのでやらせてみた。

やらせてみた結果ですが....結構良かった。
芝居にならないのでは?という気持ちもあったんだけども、リベートで感覚を掴んだのかは分からないけどきちんと芝居として成立させてみました。
最年少の子を中学生が上手くリードして演技させていたのにはN君と揃って感心。
2組終わり、それぞれに意見やアドバイスを言ってこの日は終了。

エチュードまでやらせて大正解でした。

普通は恥ずかしがって出来ないんだけども、臆する事無く思いっきりやっていたからねぇ。
日野町の子供達の最大の長所だね。
子供達も自分で演技を考える楽しさを理解出来たんじゃないかな。
去年は基礎力がまだ足りなくてエチュードをやることが出来なかったんだけども、今年は基礎レベルが既にある程度出来上がっていたからやれた。
公演までの間に何度かやらせてみたいね。
この子らの成長はもう予想がつかないからどこまで伸びるか逆にこっちが見てみたい気持ちになってます。
by csb-01 | 2009-07-24 23:34 | 稽古日記
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